
先週インドに絶望したけど、今週はまぁまぁ。めんどいこともあったけど。

タージマハールはやっぱりすごかったよ。インドに来るにはタージに来るぐらいしか理由がないと思う。
タージマハール


タージマハールはある王様が死んだ奥さんのために作ったお墓らしいね。

外国人のチケットがインド人の20倍という事実を差し置いたとしても、インドに来たら来なくてはいけないところだ。

むしろ、タージ以外の建物は世界遺産だとしても、結構しょぼい。世界遺産でさえインドクオリティ。作りも雑で、壊れてる。イェーイなんでもいーやって作った感じ。

タージのすごいのは、宮殿全部が白い大理石で作られており、マジで「インド人」が一千年も前に作ったとは思えない完成度の高さなんだ。

何度もいうけど、インド人ってマジで働かないのよ。政府の人でさえ。嫁のビザ問題であっちに行って、こっちに行って、最初は1日待って、次は3日、しまいには1ヶ月待ってと言い出すぐらい適当な人種なのよ。

そんな彼らがこんな白くてでかくて素晴らしい建物を作ったと思うと、すげぇ・・と思うわけですよ。

多分、これを作ってた頃は、独裁政治みたいな感じで、働かなければ殺すぐらいの厳しいルールで、この白い大理石が赤く染まっていたこともあるんだなぁと想像するぐらいの素晴らしさ。

何が言いたかったかというと、タージだけ行っとけ、インドに来たら。
- 天気が悪いのが残念

- タージの入り口

- 彫刻も凝ってる。愛のパワーか。

タージからジャイプルへ ピンクシティ

アグラのあとは、ピンクシティという名で有名なジャイプルへ行って来た。ピンクっていうのは、えっちな意味じゃなくて、街の色がピンクっていうこと”らしい”。

街全体がピンク色って聞いて、どんなもんかと期待していたのだけど、やっぱりインドでは期待した方が負け。全くピンクじゃない。たまーに薄汚れたピンクもあるけど、ほとんどは土色。なんていうの、どす黒いピンク?ピンクピンクって言っている人は、ドラッグ漬けになっている人なのではないだろうか。本当に。

しかし、インドに住むならジャイプル一筋ぐらい、ジャイプルが気に入った。

街は結構モダンで、他の街と比べても綺麗で先進的なのだ。ホテルから徒歩にマックもあるし、手頃な値段で食べられるインターナショナルなレストランも発見した。ラッシーも安くてうまい。ウーバーも復活。

ただ、決め手となったのはやっぱりホテル。20ドルぐらいで、ジム付きのヒルトンみたいな高級ホテルに泊まることができたのだ!(ヒルトン泊まったことないけど!)

もう、いままでのインドが嘘のよう、超快適で超綺麗、ベットもふかふかお湯もでる。インターネットも早くてコーヒーも飲める。スタッフも一度言ったことを一度でやってくれるような、インドとは思えないクオリティ。すげえんだ。当たり前がすげえんだ。

ここでなら一生住めると思ったほど、快適な数日間であった。
山の上の宮殿

ホテルに感動してぐっすり寝た翌日は、ピンクじゃないピンクシティにがっかりし、やっぱりインドはインドだと思うものの、ちょっと良い観光地にも行くことができた。

ジャイプルの街中から車で30分、山の上にある遺跡だ。


タージほどの完成度ではもちろんないのだが、自然の中に宮殿があり、自然とヤギに癒されたのだと思う。

山の方には、よくいる牛ではなく、ヤギが道に寝ており、ちょっと不思議な感じ。


宮殿の中も、すっごく、すごい訳ではないのだが、いいねポイントがいくつかあり、楽しめた。インドでは期待値を下げておくとほっこり楽しめる。
- なんか綺麗(期待以上)

- 結構綺麗(期待以上)

デリーに戻る

綺麗で安い期待以上のヒルトンホテルで過ごし、一生ここから帰りたくないと思いつつ、人間、さよならを言わなければいけない時も来る。

VISAのないお前の嫁(犯罪者)をこれ以上泊めて置けないということで、デリーに帰り政府のオフィスに話に行くことに。

毎日電話をしていたのだが、毎回処理中だ、ガチャと電話を切られていたため(むしろ電話に出るが誰も対応しないこともしばしば)心配だったが、今回は結構進むことができた。

あっちに行ったりこっちに行ったりしたものの、最終的に担当者らしきおばさんと立ち話で「さっきあんたのやつ処理したよ、罰金払ってね、インドは出られるから安心しろよ」と言われ、ホッとする。

インドでは大金(自分たちにも大金)であろう150ドルを支払い、これで無事にアメリカに帰れそうだ。

今週は、写真多めで日誌は少なめだ。

デリーで風邪を引き、喉が痛い。最後のパブロン飲んで乗り過ごそう・・。

インド生活もあと一週間程度。長かった夏休みも、もう終わりだ。人生でもう二度と来ないかもしれないインド。そして、人生で最後かもしれない3ヶ月にも渡る夏休み。

嫌でも時は過ぎて行く。年もとって行く。今を精一杯生きたいものだ。

と、ちょっとしんみりした感じで終わりにしたい、詩人Ryoなのでした。

全然話変わるけど、最近リスニング力が格段に上がってきた気がするんだよね。この3ヶ月やったことは、ポッドキャストを聞きまくること、ドラマを見ること。

旅行で車乗ったり外歩いたりすることが多いから、基本イヤホンでポッドキャスト聞きながら歩いてた。時間がある時はポッドキャストのスクリプト読んだり、そしてまた同じやつ聞いたり、別の聞いたり適当にやってる感じ。

中国にいた時は移動は少なかったのでドラマ中心(しかもインドではインターネット遅くてドラマは無理)だったけど、一日3時間〜は何か英語を聞いたり読んだりしていたんじゃないかなぁ。ブログ書いてる時も、基本NPRのHow I build thisを流してる。ほとんど聞き流しだけど。

言いたいのは、英語毎日やろうぜってことだ。勉強!!って感じじゃなくても、適当に聞くだけ(ある程度聞き取ろうと努力はする)でも、2、3ヶ月毎日数時間やれば、伸びるもんは伸びるんだ。

こんな単純なことを、日本にいた頃は誰も教えてくれなかったので、みんなはすごいラッキーだぞ。

さて、今日はこんなところかなぁ。以下、インドの驚きを写真で共有します。

来週もぼちぼち英語頑張って行きましょう!!
写真ギャラリー
- てめえら歩道走るなよ

- てめえら踏切止まれよ

- はと多い

- はと多いって

- タージ

- 間違って入って高かった食べ放題BQQ。一生分肉食う

- ラッシーはこう作る

- ラッシーうめぇ。この陶器は使い捨て

- フィルターコーヒー。高くて量少ない

- ドサ

- 名前忘れた
