
さてさて、また一週間が湯水のようにすぎてしまった。

昨日は留学始まってから初かもしれない、市内のパーティに参加するという行動に出てみた。

というのも、バブソンは田舎にあり、大学から市内までは車で30分ぐらいかかる。飲むとなると運転もできなく、ウーバーで往復50ドルぐらいかかってしまう。

金がないのは言い訳なんだけど、パーティってうるさくて、わからない英語がさらにわからなくなるため、あんまり行きたい気持ちにならなかった。

昨日はセメスター1で同じグループの友人の誕生日ということで、「we should go」という雰囲気もあり、勇気を出して6人で一台の車に乗りこみ、飲みにいくことに。

結果としては、行ってすごくよかった。

実は、MBAの授業だけでは、休み時間や雑談をする時間はあまりないので、仲良くなるのは結構難しい。

今まで話さなかった人ともちょっと話すことができ、新しいセメスターの良いスタートを切っている気がする。
MBAはなんのために行くのか?

先日、とある友人からMBAって何をするところなの?学校によって何が違うの?みたいなことを聞かれた。

確かに、MBAって「漠然とした海外への憧れ」的なところから目指して、「実際何を学ぶところなのか」は行ってみないとわからないと思う。

ここでは「MBAはなんのために行くのか?」についてオレの意見を述べて行きたい。
目的

ざっくりいうと、ほとんどの人にとって、MBAの目的はキャリアチェンジ、あるいは給料アップにあると思う。

MBAは、ビジネスで必要そうな知識(会計、ファイナンス、マーケティング、統計、管理会計・・等)をざっくり1年か2年で学ぶところ。はっきり言って、学校によって「授業で得られる知識」が大幅に変わってくるとは思えないし思わない。

さらに、MBAで学んだことが、実際の仕事で活用できるとも思えない。知識は経験とは全く別物だし、表面的な知識を学んだところで、同じ業界で経験のある人には絶対に勝てない。

じゃあ何で企業はMBA採用してるのかって?

企業にとって、MBAを卒業した人は、ある程度の自頭があり、一から知識のない人を育てるよりも使いやすい、しかも管理全般に関してある程度の知識があるから幹部の登用もしやすいと思う。
学校ごとの違い

学べることに差がないのであれば、学校ごとの違いは何なのだろうか?

基本的には、ネームバリューと就活のしやすさだ。

学んだ知識にはほとんど差はないけど、どこのMBAを出ているかどうかで、就活は180度変わる。

トップ校の方が、アマゾンやグーグル等、でかい有名企業に行けるチャンスは格段に高くなる。

一方で、名前を初めて聞くような会社であれば、どこのMBAでもインターンや就職のチャンスはあるだろう。

ちなみに、ランキングにはちょっとトリックがあって、アジアやヨーロッパのMBAが、ランキング上位20以前後にあるのを見たことがあると思うけど、日本での就活のみを考えるのであれば、アメリカの100位以内のMBAに行った方が有利。

日本の企業からすると、「シンガポールやスペインで一番、総合ランキングも上」よりも、「アメリカのMBAを卒業しました」の方が、採用に刺さる。

ただ、例えばアジアを中心に働くとか、ヨーロッパで働きたいという希望があれば、アメリカにこだわる必要はないだろう。

ちなみに、ロンドンビジネススクールと、フランスのINSEADは上記の例外。この2つは、アメリカのTOP校と戦えるネームバリューがある。
私の場合

私の場合は、特に自慢できるようなスコアもなく、スタンフォードに行けないならバブソンにしようということで、学校を決定した。

バブソンのいいところは、起業No1の学校だけあり、起業家精神がある人が多いということ。

他の学校だと、「将来こんなビジネスがしたい」と言ったとしても、周りはみんな就活に忙しく、そんなに会話も弾まないような気がしている。

バブソンに関しては、ファミリービジネスを持っている人も多く、将来起業がしたい人や実際に起業をしている人もそれなりに多い。もちろん、普通に就活する人の割合は圧倒的に多いが、そういう人たちも「起業には興味があり、何となくアイディアもあるけど一歩前に踏み出せない」という人が多い気がする。

学校選びで言いたいのは、就活が目的であれば、別に学校で学べることなんて異ならないんだから、できるだけランキングの高いところに行けば良いということ。

就活以外が目的であれば、バブソンのような特色のある学校を選ぶのも悪くはない。

あと、オレも含めて、日本人だと就活とかそういうのだけじゃなくて、「世界を見てみたい」みたいな好奇心からMBAを目指すことも多いんじゃないかな。

「世界を見てみたい」が目的であれば、そんなにランキングは気にしなくていいと思う。どこのMBAでも卒業すれば英語力はつくし、英語力があれば、まー日本で就活に困ることはないでしょう・・。

留学にはお金もかかるし、苦労することも多いし、投資が帰ってくるかどうかの保証もないけど、オレは来て良かったと思ってる。

どれくらいMBAを目指している人かここにいるかは正直わからないが、参考になれば幸いだ。

さて、今週はこんなところかな。オレも来週の授業の予習をしないと・・

それではみなさん、英語の勉強頑張りましょう!!